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ガイド団体名:大月町観光ガイド会
2018.04.25
大月町
「大月へんろ古道ウォーキング 月山神社と大月の歴史」が開催されました

3月10日(旧暦1月23日)は古くから大月、とくに旧月灘村の方たちにはおなじみの月山神社の例祭の日で、それにあわせて、現在車道が通っているところではなく、復元されたかつてのへんろ道をウォーキングしよう、そして月山神社の縁日に参加しよう、神社内の大師堂にある天井画もこの機会に見てみよう、というイベント「大月へんろ古道ウォーキング 月山神社と大月の歴史(主催:大月町地域資源活用協議会)」が行われ、ガイド会もお手伝いさせていただきました。
お遍路さんには「先達(せんだつ)」というガイドがおりますが、大月の観光ガイド商品としてもこのコースは将来形にしたいところで、今回ガイドのお手伝いをさせていただきました。
海沿いの才角地区にあった旧月灘保育所を地元のグループの協力を得てリノベーションされたお遍路さん向きの休憩所「よっちみたや」から、海の地区大浦の斜面を登り、月ケ丘の山中に入っていくこのコースは、大月小3年生が毎年「しるべふだ」という絵が入った道しるべが道中で案内役をすることもあり、熱心なお遍路さんに愛されているコースです。本来は約9キロあるところを、今回は月山神社までの3キロ程度のコースを歩かせてもらいました。
多くは地元大月の方、そして近隣市町村の参加者が多かったのですが、スタッフ以外でも30名を超える参加者がいて、天候にも恵まれ、とても気持ちのいいイベントとなりました。
「よっちみたや」にもどってくると、この建物をリノベーションした地元グループや、大月にゆかりのある女性たちが腕によりをかけて作った、イノシシ汁やイノシシの煮つけ、タケノコの煮物、そして鶏の炊き込みご飯や魚飯。デザートには文旦まで用意されておりみなさん大満足でした。
食事の後には高知城歴史博物館学芸員の藤田さんによる「江戸時代の大月町~黒潮が育んだ歴史と文化」のお話も、今日歩いた場所が昔からあり、大名が巡見に来られた記録が残っていて、当時の風景(咲いていた花など)の記述などもあり大変興味深く、楽しいイベントにしっかりとした深みも持たせていただきました。
町外の参加者たちからも「大月いいね」という声をたくさんいただき元気をいただきました。
これからも大月のいろんな場所を見てもらえるよう、頑張っていきたいと思っております。