２月２７日に予定されていた下記のイベントが、主催者のやむにやまれない都合により中止になりました。
参加を考えていた皆様には大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。
ただ、月山神社の例大祭は行われますので、いつもと違う縁日の雰囲気や、信仰を集める霊山の雰囲気、また太子堂の開放による天井絵の鑑賞などは通常通り行われる予定です。興味がおありの方はぜひ月山神社まで足をお運びください。


お遍路さんにとっての難所である、土佐清水市の金剛福寺から宿毛市の延光寺への道の間にある大月町には、弘法大師が修行したとされる月山神社があります。神仏習合で神社となる前は南照寺と呼ばれ、役行者が開いたとされ、境内には月の形をした不思議が石がいくつも飾られているほか、大師堂には竜馬に大きな影響を与えた河田小龍や絵金などの絵が飾られた天井絵もあります。また、大月のへんろ道には「しるべふだ」と呼ばれる、大月小学校の児童が手描きした札が、お遍路さんが迷わないようにいたるところにとりつけられ、お遍路さんを励ますことから、多くのここを歩いた方から強い印象に残ったとのうれしい声をいただいています。

去年から始まった、月山神社の例大祭（旧暦１月２３日）にあわせた「大月へんろ古道ウォーキング」（主催 NPO大月地域資源活用協議会）が今年も開催されます。

大月町観光ガイド、また、大月町観光協会では、今回主催のNPO大月地域資源活用協議会さんの活動をサポートし、実際に一緒に歩いてこちらの貴重なへんろ道をどう活用するか考えていきたいと思います。今回は講師をお招きするなどの形ではございませんが、ぜひ一緒に歩ける方には貴重な風景や資料を見て感じていただき、忌憚のないご意見をいただけたら幸いです。